GRAND SESSION

/TOKYU PLAZA SHIBUYA

2019

種別  :内装・インテリア

所在地 :東京都渋谷区道玄坂一丁目38

     東急プラザ渋谷6F

構造規模:地下4階地上19階建 SRC造(一部S造)

敷地面積:3,336㎡

建築面積:____㎡

延床面積:51.51㎡ (イベントスペース 65.81㎡)

竣工  :2019年12月

用途  :飲食店舗(イベントスペース)

施主   :東急不動産(運営受託Live Forever)

設計監理  :デザインファームBAUM

設備設計 :HEZERAF

施工   :スペース

Art Work  :KYNE、joji_nakamura

Metal Work :澤崎大二郎

写真撮影  :相川 健一

cashless system :カチリ/sound creates:Ryo Tsutsui

/graphic・web design:HERETIC 

/acoustic spacedesign:ヒランヤアクセス


渋谷駅前再開発の一環である東急プラザ渋谷建替に伴いプロポーザルコンペを経て出店が決定したBAL&MUSIC LOUNGE。6階・7階を繋ぐ吹き抜け空間にあるイベントスペースとそれを囲む区画で、軽飲食店舗+イベントのソフト面も含めて提案が求められた。Art+Music+Foodをテーマに、食事と共に音楽やアートなどのカルチャーを楽しめる空間を創出した。高感度で成熟した渋谷の大人に刺激を与える、まさに東急プラザ渋谷のコンセプトである”Mellow Life”を体現できるスペースとなっている。

館内動線のトラフィックとして機能する四方からアプローチできるオープンなスペースで、従来のお店としての正面性を持たないフラットな空間づくりでが特徴である。それぞれ表情の異なるファサードがトラフィックを自由に行き来する訪問客に多様な視覚的体験・シークエンスを提供する。黒漆喰、真鍮、スチール、テラゾー、木など古来から日本で使用されている伝統的な素材や季節ごとに入れ替える日本の現代アートにより、本物志向の訪問客やインバウンド客にとって魅力的でクールな空間に仕立てている。

最新のキャッシュレスシステムを導入し、訪問客は自分の端末で好きな場所で好きなタイミングで注文ができる。デジタルサイネージに映し出された料理は、食欲を刺激しメニュー選択をサポートする。オリジナルのショーケースには、美しく色彩豊かな食材やタパスが並び、目で楽しむことができる。様々のジャンルのトップランナーによるまさしく「SESSION」によりFood・Art・Music・IotをMIXすることで、単なる食事体験だけでなく食事をより多くの感覚で楽しむ機会を提供している。

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